山形生まれの世界最先端技術である有機ＥＬの上質なあかりを用い、山形県産無垢材の手触り、質感、木目の流れや存在感・重厚感を活かしたコンパクトでモダンな今風のお仏壇、“KUON（久遠）”を“家具工房モク・木の家具ギャラリー”の渡邊英木さん（山形市）（注１）が当機構の支援を受けて開発した。 （仏壇への有機ＥＬパネルの採用は初）お客様毎に使用する無垢材の選択、形状・サイズの変更が可能であり、価格は、応相談。（ベースの製品を同所ギャラリーで常時展示中）
同仏壇を国内最大級の木材の総合展示会「木と住まいの大博覧会」（開催日：2017年2月3～5日、会場：東京ビッグサイト）に出展する。

＜山形県産有機ＥＬパネル（Lumiotec社Ｐ１１シリーズ）の使用＞
　面発光・拡散光で影が出来にくく、眩しくなく、柔らかな光を発する有機ＥＬの特徴を活かし、加えて、暖かな光色の電球色の有機ＥＬパネルを採用し、慈しみの光の如く仏壇の内部全体を優しく包み込むように照らすよう仕上げられている。
また、有機ＥＬの光は、紫外線を出さないため、仏壇内部はもとより、仏像、位牌、遺影等の紫外線による色あせの心配がなく、更に低発熱のため、仏壇内の温度上昇を抑えることが可能となっている。

（注１）無垢材の家具製作・販売、木の小物製作・販売、注文家具、古材再生家具、木工教室
　　　　ウッドデザイン賞２年連続受賞（2015年2016年）
　　　　第２回木のある暮らし・木工品プロダクトコンペ（2016年）県知事賞受賞


　　お仏壇　”KUON（久遠）”